現在日本では約80のアメリカンフットボール社会人チームが
活動を行っています。
1964年(昭和39年)日本で最初のアメリカンフットボール企業チーム
「ヴァンガーズ」を結成したのが故石津謙介氏でした。
それから40有余年、スポーツの殿堂として知られる東京ドームで
社会人の決勝戦を行うまでに発展してきました。

このたび、日本社会人アメリカンフットボール協会より本年度の社会人決勝戦「パールボウル」にあたり、昨年5月に他界しました石津謙介氏の社会人アメリカンフットボール界への功績をたたえ、長男でありBDC会長の石津祥介氏にコイントス(試合開始セレモニー)の依頼がありました。



名門オンワードスカイラークスと強豪富士通フロンティアーズの決勝は2006年6月13日PM7:00にキックオフ。開始に先立って行うコイントスに登場した石津祥介氏は、この日オーロラビジョンで紹介された故石津謙介氏があのヴァンガーズのオーナーとして着ていた100番のユニフォームを着て登場しました。

このセレモニーが催された経緯は、現在日本アメリカンフットボール協会の常任理事を務める齋藤勝治氏、同事務局の高波政次氏の両名共にかつてヴァンガーズのメンバー。
彼等の協力のもと昨年他界した石津謙介氏の名を日本のアメリカンフットボール界の一頁に残したいとのプランが実現したわけです。


左から高波氏、石津氏、齋藤氏

試合前、日本社会人フットボール協会
副理事長野田俊行氏と歓談する石津祥介氏
試合は、富士通フロンティアーズの勝利となりました。
詳細は、「パールボウル」のWeb Siteで御覧下さい。