山村レイコさん

「私はここにおられる皆さんとはジェネレーションが少し違うので、アイビー全盛の頃に直接浸っていたわけではないのですが、10年程になりますか、石津先生と2度くらい対談させていただきました。テレビのお仕事では、先生をバイクの後にお乗せして青山あたりを走ったことがあります。いま私は富士山の裾野の朝霧高原で合鴨農法による米作りや酪農をやっていますが、石津先生には生き方についていろんなキーワードをいただきました。それらが今の私の生き方にずい分と役に立っているような気がしています。いつも私は宇宙からこの地球に遊びに来たんだよって、自分に云い聞かせてるんですよ。だって、世の中には楽しいこといっぱいあるじゃないですか。」
穂積和夫氏

「僕が描いたアイビー坊やはね、実はある展覧会に武者絵のようなものを出そうと思って描いたものなんだけど、アイビースタイルだったので石津先生に差し上げたんです。そうしたら祥介さんがその絵をポスターにしたいと云われてそれでアイビー坊やが世に出たという訳なんです。その後78年の雑誌ポパイの「VANが先生
だった」という特集号の表紙にも登場しました」
北原照久氏

「僕、今日は皆さんに素晴らしいプレゼントを持って来たんですよ。これ見てください。VANのノベルティ・グッズの中でも僕が特に気に入ってるランドリー・バッグです。以前青山三丁目にユアーズっていうスーパーがあったの憶えておられる方もあるでしょう?あそこで買物をして、原宿のオリンピア・コーポにあったコインランドリーで洗濯をするというのがオッシャレーという感じで、その時洗濯物をこのVANのランドリー・バッグに入れて持っていくのがカッコ良かったんですよ。今日はこれにこの物凄い顔ぶれのゲストの方々全員のサインをいただきました。しかも、見て下さい。僕が手に持っているこれは未だ縫製する前のランドリー・バッグという超レアものなんですよ。本当は誰にも上げたくないんですがね。まぁ、今日はボタンダウンクラブの目出たい旗揚げパーティですから、奮発しちゃいましょう。これは会場の皆さんと僕がジャンケンをして、最後まで勝ち残った方に差し上げましょう。本当に惜しいなぁもう。」 
北原さんからのプレゼント争奪戦が大騒ぎのうちに終ったところでゲストによる車座トークは一段落し、楽しいパーティーに移った。テリー伊藤さんに促されて先ずマイク真木さんがお馴染みの「バラが咲いた」を唄い、続いてミッキー・カーチスさんの『テネシー・ワルツ」、そして日野皓正さんが何と見事なタップダンスを披露して、満場の拍手喝采を浴びた。
特別ゲスト欧陽菲菲さん登場!

車座トークのゲスト式場壮吉氏夫人の欧陽菲菲さんが途中参加。テリー伊藤氏にステージにひっぱり上げられ、素晴らしい声で「ラブ・イズ・オーバー」を熱唱。夫君の式場氏曰く、「へぇ、かみさんのアカペラ聞いたの初めてだよ」。菲菲さん有難う。