ボタンダウンクラブの強力な応援団の北原照久氏が佐島の海に突き出た私邸をBDCのために開放してくれて 2004年5月の梅雨入り前の爽やかな一日、楽しいガーデンパーティが開かれた。
北原氏の佐島の私邸は旧竹田の宮の別荘として戦前に建てられたもので、海からボートで直接家の中に入れるようになっていることや、居間からは富士山や江ノ島が一望できるなど、その立地の良さと家自体の素晴らしさで全国的によく知られている。そんな素晴らしいところでのパーティとあって、BDC会員から参加希望が殺到し定員をはるかにオーバー。止むなく参加をお断りする方も何人か出てしまうという状態であった。

横浜桜木町駅前に集合した参加者はバスで先ず北原氏の本拠地でもある「ブリキのおもちゃ博物館」に立ち寄り、北原氏自らの説明で内部を見学。さらに博物館から佐島までのバスの中では北原氏の人をそらせないトークに一同大感激。パーティが始まる前に皆さんのテンションはすでに相当高揚していた。


午後5時頃からスタートしたパーティはワイルドワンズの鳥塚氏とヴィレッジシンガーズの小松氏のステージで一気に盛り上がり、これにエレキギターを抱えた北原氏が加わってさらに爆発。
参加者の中でも昔アメリカンポップスに夢中になった女性達は自然に体が揺れ始め、やがてガーデンの真ん中はダンススペースに早変りし、パーティは最高潮に達した。最近、鳥塚氏、小松氏と共に「湘南佐島レコード」というレコード会社を立ち上げた北原氏は2人の現役ミュージシャンに鍛えられてエレキギターの腕を上げいまや玄人はだし、参会者からヤンヤの喝采を浴びた。
当日は心配された雨こそ降らなかったものの、期待した夕陽は残念ながら雲の中に隠れてしまったが、夕陽評論家でBDCの応援団の油井昌由樹氏が巧みな話術で夕陽に関する蘊蓄を披露。続いて当日参加のもう1人の応援団、イラストレーターの穂積和夫氏が自作のアイビー坊やのイラスト・ハガキを多数持参し、ジャンケンで参加者にペレゼントするというので、一同またまた大いに盛上がった。さらには最近BDCの応援団の仲間入りをした建築家の鈴木エドワード氏がステージに引っ張り上げられ大いに照れながら挨拶させられるという一幕もあった。
最近胃を切除して大いにスリムになった夕陽評論家/油井昌由樹氏の話はやがて「痩せるには胃の切除に限る」とあらぬ方向に脱線。一同爆笑。
♪テケテケテ・・「亜麻色の長い髪・・」
いつもダンディな鈴木エドワード氏はユーモアを混じえて挨拶。
踊る湘南ガールズ!
穂積和夫画伯は自作のイラストハガキを賭けてみんなとジャンケンポン。